何故GWって言うの？
ゴールデンウィークは5月の連休を表わす言葉として日本で定着しています
その由来は2つあります
1つは日本映画界の造語であるという説
もう1つはラジオの「ゴールデンタイム」からきたという説です
「日本映画界造語」説は
1951年に現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校」が
正月やお盆時期よりヒットしたのを期に
より多くの人に映画を見てもらおうということで作られた造語だったということです
もう1つの「ゴールデンタイム」説は
大型連休の期間が最もラジオの聴取率の高い時間帯だったため
「黄金週間」といわれていましたが
インパクトに欠けることから「ゴールデンウィーク」になったという説です
どちらの説もはっきりとした確証はなく
はっきりとした由来は分かっていません
また、以前は休日が飛び飛びになることが多かったことから
「飛び石連休」という言い方がなされていましたが
1985年の祝日法の改正で5月4日が休日になってからというもの
あまりこのようには言わなくなったようです
4月末から5月初めにかけてロッキー山脈の雪解け水で砂金が多く取れたので
その時期は金鉱探しに人々が流れて休日状態になってしまったことから
『ゴールデンウィーク』となったという説もあります
そのほかには、『東方見聞録』の中で
日本を『黄金の国ジパング』と紹介したマルコ・ポーロが日本を訪れたのが、
5月初めだったことから名付けられたという説がありますがいずれも俗説です。
4月末から5月初めにかけて
1年で最も国民の祝日が多い週を『ゴールデンウィーク』と呼びます
この時期にある国民の祝日は以下の通りです
昭和の日（4月29日）
憲法記念日（5月3日）
みどりの日（5月4日）
こどもの日（5月5日）
ゴールデンウィークと聞くと何だかワクワクしますよね！
もちろんお休みになる人と出勤になる人では大きく印象は違ってきますが
商売として考えた場合でもゴールデンウィークは稼ぎ時になりますからね
色んな意味で楽しみな大型連休であることに変わりはありません
とにかく日本全体が活気づくのはいいことです
さてちょっと気になったのが海外のゴールデンウィーク事情です
日本と同じように大型連休があったりするものなのでしょうか
せっかく旅行に行ってもお店や観光スポットがお休みだと困っちゃいますよね
では海外のゴールデンウィークについてみていきましょう！
中国に「黄金周」と呼ばれる大型連休があります
昔からの連休というわけでもなくて
始まったのは1999年からと歴史は浅いです
ちょうど1週間の大型連休が年に2回あるのが特徴となっていますね
ちなみに「黄金周」を日本語にするとそのままゴールデンウィークとなります
海外の企業からみると日本は休みが多過ぎというイメージがあったりもするほどです
やはり個人で休むのと会社全体が休みなのとでは全然違いますからね
またフランスなどのように個人でまとまった休暇を取れる国も多いですが
アメリカに関しては実は日本よりも休日が少ないとも言われております
元々、祝日自体は年間10日程度しかありませんが
州によっては休みでない祝日もあったりするんですね
おまけに有給休暇も多くなく
お正月休みや盆休みなどもないので
必然的に休日が少なくなってきます
アメリカのビジネスマンは意外と働き者だったのです
ゴールデンウィークは日本だけ？
中国で似たような大型連休がありますが
それ以外では日本のゴールデンウィークに相当する大型連休はありません
ゴールデンウィークは和製英語で
日本だけで通じる言葉だと考えておいた方が良さそうです
またゴールデンウィークは正式な名称というわけでもなく
日本国内でも国営放送のNHKでは大型連休という言葉に置き換えられて使われています
2021のゴールデンウイークは不要不急の外出自粛ですが・・・
個々で楽しく過ごしましょう!!!